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内閣府が認定するグローバルバイオコミュニティの一翼を担う柏の葉に、公民学が連携しライフサイエンス分野のオープンイノベーションを推進する「柏の葉ライフサイエンス協議会(KLS協議会)」が発足し、2023年1月に第1回総会が開催されました。本セミナーでは協議会発足に先んじて柏の葉を舞台に進められている、宇宙X線・ガンマ線検出技術(スペーステクノロジー)×次世代フォトンカウンティングCT(イメージングテクノロジー)×核医学(ラジオテクノロジー)といった異なる領域の研究が融合した次世代のがん診断・治療開発の取組をご紹介いたします。
 近年がん領域では、分子レベルで診断と治療を一体化する「セラノスティクス」が注目されています。宇宙物理学で培われたイメージング技術をがんの核医学検査に応用する東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構、従来とは全く異なるX線検出原理により物質の定量化や被ばく量低減などが期待される最先端のフォトンカウンティングCTを開発するキヤノンメディカルシステムズ、安定した国内製造が求められる治療用放射性医薬品の研究を加速する国立がん研究センターが協働して、がん組織での正確な治療薬分布とその薬理効果のリアルタイムモニタリングなど、セラノスティクスの実現に必要なパラダイムシフトを目標としています。こうした先端技術は被ばく量の少ないより安全な検診など、私たちの生活に一層密接につながる可能性もあります。
 こうした先行事例もふまえ、既存の枠組みにとらわれず「新たなヘルスケア/医療産業」が生まれ育ち、「生涯健康で暮らせる」世の中を共創する柏の葉の目指すべき姿や、柏の葉内外のプレーヤー・サポーターに対する期待をKLS協議会会長の土井俊彦(国立がん研究センター)、事務局の曽山明彦(LINK-J)が語ります。

開催日時 2023年3月15日(水)17:00-19:00(会場受付:16:45~ リアル会場ネットワーキング:18:30-19:00)
申込期間
会場
1030022 東京都 中央区日本橋室町三丁目2番1号 室町ちばぎん三井ビルディング8階(COREDO室町3)
03-6214-3086
参加費 無料
定員 会場定員75名 オンライン定員1000名
対象
主催 LINK-J、柏の葉ライフサイエンス協議会
共催
協賛
内容
備考

お問合わせ

LINK-J事務局
03-3241-4911
contact@link-j.org